「JASRACに編曲作品を信託すること」の経験談・体験談

JASRACに曲を信託していると、曲が演奏された時、曲が出版された時などに使用料が入ります。

では、「自分が編曲した作品を信託したい!」となった時。
下記の2つのパターンが考えられます。


[1.]原曲に作詞者、作曲者、出版社が無い・不明な曲(=PD)を編曲した場合。
(わらべうたや、作者不明な童謡・作者の死後50年を過ぎて権利が消失しているもの等)
年に何度か行われるJASRACの「編曲審査委員会」に必要書類を提出し、審査を受けて、承認されれば信託管理されます。
 
本日私が確認した"必要な書類"とは下記の通りです。
(書き漏れがあるかもしれないのでご参考までに。)

□原曲の楽譜
□編曲した楽譜
□作品届 記入済み用紙
□編曲届 記入済み用紙

これを編曲審査委員会申込締切までにJASRACに送る必要があります。

編曲審査委員会の承認を受ける基準として、いくつか明示されているものとしましては、

移調しただけのものは編曲とは認めないよ、全曲ほぼユニゾンにで合唱用に書き換えたものは編曲とは認めないよ、民謡の採譜も編曲ではないよ・・などということが決まっています。



[2.] 原曲に作詞者、作曲者、出版社が有る場合
編曲届にある「著作権者承認欄」に承認をもらい、原作権利者全員の住所氏名を書いてもらい捺印をもらわなければいけません。

「原作権利者が承認する」ということは、「原作者がもらうはずの使用料を編曲者に分けてあげるのを承認する」ということを意味します。
ですので、原作権利者がいる編曲作品をJASRACに信託してもらうまでの道のりというのは、なかなか難しいそうです。



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