混声合唱曲「智恵子の手紙」初演、終了しました。/つながる魂のうた

2016年5月8日(日) 第一生命ホール 雨森文也先生指揮、CANTUS ANIMAEの演奏で混声合唱曲「智恵子の手紙」の初演が無事終了いたしました。

高村光太郎研究の第一人者の北川太一先生が顧問をされている高村光太郎連翹忌運営委員会のブログにも感想を書いていただきました。高村智恵子という人物をよくご存知でいらっしゃる方に曲を受け入れていただけたのは一つ安心であり、嬉しかったです。

合唱団CANTUS ANIMAE The 20th Concert つながる魂のうた 「智恵子の手紙」レポート。

今回の曲は"手紙"を題材としているため、"詩"に曲をつけるのとは違うアプローチが必要でした。
詩には行間や洗練された言葉や時にはリズムがあります。
手紙には、手紙にしかない生々しさ、勢い、想いの伝わり方があります。
今回の手紙は、「生きなければ」と生にしがみつきながらも「死力」「死ねるほど毎日仕事をやりぬいて」といったように死を連想させる、矛盾をはらんだ内容になっています。
智恵子が精神の病におかされようとしている状況、焦燥感、また、有名であるにも関わらずあまり知られていない智恵子の人生をなんとか客席に届けたいという一心で構成し、音を紡いでいきました。

CANTUS ANIMAEでの練習では、初めはスケッチのような状態のものや、細切れにA案B案…など試していただいたりもしたので、全体像が見えるまでは謎だらけの曲だったと思います。
雨森先生をはじめ、団員の皆さんとも題材のこと、音のこと、演出のことなどを議論し、完成に至りました。
曲や題材のことをあーでもないこーでもない、と語り合って、演奏がどんどん変わっていくのが合唱の醍醐味ですので、それに今回、作曲側も連動して音楽が柔軟に変わっていき、深く醍醐味を味わえたのは本当に嬉しいことでした。

CDやDVDも出るようなことを聴いていますので、発売決まりましたら告知いたします。


共演した先生方と。

(後列)羽山晃生先生/松本望先生/森田花央里先生/平林知子先生
(前列)雨森文也先生/安藤寛子

 
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